葬式についての注意  T 基本的な注意 1. 葬儀は亡くなった人を信仰において葬る仕方を表している。したがって、当該者が信徒でない場合でも、希望によってこれを行なうことができる。いずれの場合でも、キリストによって成就された罪の赦しと永遠のいのちの福音のもとで、死を厳粛に理解して行なうことが求められる。 2. 式を行なうに際しては次のことに留意しなくてはならない。    1葬りが神の愛への信頼をもって行なわれること。    2聖書的でない考えが混入することを避けること。    3キリストの福音が明確に表現されること。    4ひとりの人の逝去は、当然家族や社会的な関係をもつ人々に関わることであるから、その遺族、関係者と充分打ち合わせて、これを行なうこと。    5葬りに関わる地方的習慣は、聖書の教えに反しない限りは、これを考慮することができる。    6関係する葬祭業者に、教会の見解を明確にして、式を構成すること。    7葬式(告別式)には参会者が式全体に参与することが基本的に期待されている。 3. 葬式を執行することにより、教会はその式後も牧会的関わりをもち、遺族の家庭へ神の慰めを祈り、祝福を送ること、また故人を覚えることに留意しなくてはならない。信徒の家庭に対しては勿論、そうでない場合も同様である。 4. 葬儀に関する諸式の関わりについては、事情によって諸式を前後して執行しなくてはならない場合がある。しかし、いずれの場合でもそれによって葬儀の本質が損なわれるわけではない。  通常の場合  1 臨終の祈り  2 納棺の祈り  3 通夜記念式  4 葬式(出棺)  5 火葬  ほかの組合せ   a)1同上 2同上 3葬式(出棺)4火葬   b)1同上 2同上 3出棺    4火葬 5通夜記念式 6葬式   c)1同上 2同上 3出棺    4火葬 5葬式 U 実際上の注意 1. 葬式の場所と時について   葬式の場所や時については、一般の諸式についての注意に従う。 2. 式順序について   葬式文の番号の括弧付きの部分は省いてもよい。 3. 葬式場の設営について aM棺は、可能な限り、聖卓正面にその頭部を会衆側にして縦に置く。   場所の事情によって縦に置くことのできない場合は、頭部が会衆席から向かって左(福音側)になるように心がける。 bM棺や写真などが中央聖壇にとって代わり、またそれが聖卓の高さより高くなるような配置、または花類が聖壇部(聖卓)全体を覆うような装飾は避ける。 cM会堂でない場合は、会堂に準じて場所を作る。 4. 式中で会衆が起立する場合   場所とその教会の習慣を考えてもよいが、福音書の朗読、葬送のことば及び葬送の行進の際は起立する。 5. 弔辞は通夜前夜式の 7.の後に入れてよいが、葬式に入れる場合は16.の後にする。但し式の流れを損なわないように留意し、弔辞が遺族に対して弔慰と慰めの意を表すものであることを明らかにしておくことが必要である。 6. 式の初めに「故    さんの   式を始めます」と言い、またコリント(二)1:3〜4などの聖句を加えてもよい。 7. 主の祈り」は文語を用いてもよい。 臨終の祈り  1 詩 篇 司式者は次の詩篇を唱えてもよい。  司)主よ、み許に身を寄せます。    あなたの耳をわたしに傾け、急いでわたしを救い出してください。    まことの神、主よ、み手にわたしの霊を委ねます。わたしを贖ってください。  司)いかに幸いなことでしょう。背きを赦され、罪を覆っていただいた者は。  司)いかに幸いなことでしょう。主に咎を数えられず、心に欺きのない人は。  2 聖 書 司式者は次の聖書の一つを読む。  司)主イエスは言われました。わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。。  司)「わたしたちはこの御子において、その血によって贖われ、罪を赦されました。これは、神の豊かな恵みによるものです。」  3 特別の祈り    に臨終の者の名前を入れてもよい。  司)全能の神。    み子イエス・キリストにより、赦しの恵みを与えられた者は、この世の生活を終えた時、み子のおられるところに、み子ご自身によって迎えられることを、あなたは約束してくださいました。今、愛する兄弟/姉妹/幼子    の霊を、あなたのみ手に委ねます。どうか「天地創造の始めから用意されている国を受け継ぎなさい」との喜ばしいみ声を聞かせてください。小羊の血による義の衣をもって覆い、傷のない者としてみ前に立つことができるようにしてください。    救い主イエス・キリストのいさおしによって祈ります。      会)アーメン。  続いて一同で主の祈りをしてもよい。  司式者は臨終の者の頭に手を置いて言う。  司)主イエスは言われました。    あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる。」アーメン 納棺の祈り  一同、逝去者の亡骸のかたわらに集まる。都合によっては納棺の前、或いはその後でしてもよい。  1 讃美歌 初めに讃美歌を歌ってもよい。  2 詩篇唱 司式者は詩篇を唱え、または交唱する。  司)主はわたしの羊飼い、      会)わたしには何も欠けることがない。  司)主はわたしを緑の野に休ませ、      会)憩いの水のほとりに伴い、わたしの魂を生き返らせてくださる。  司)主はみ名にふさわしく、わたしを正しい道に導かれる。      会)死の陰の谷を行くときも、わたしは災いを恐れない。  司)あなたがわたしと共にいてくださる。      会)あなたの鞭、あなたの杖、それがわたしを力づける。  司)わたしを苦しめる者を前にしても      会)あなたはわたしに食卓を整えてくださる。  司)わたしの頭に香油を注ぎ      会)わたしの杯を溢れさせてくださる。  司)命のある限り、恵みと慈しみはいつもわたしを追う。      会)主の家にわたしは帰り、いつまでも、そこにとどまる。  司)父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、      会)初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン  3 特別の祈り ( )適切に言い換えてよい。  司)すべてのものの造り主、全能の神。    私たちは今愛する者の亡きがらをひつぎに納めるため、ここに集まっています。あなたの大きな恵みによって、愛する者はこの世に生を与えられ、私たちのうちにあり、あなたに支えられて共に生き(主イエスによって、あなたの約束された永遠の生命に与かり、信仰によってその歩みを続け)てきました。    今、走るべき道のりを走り尽くし、(人の思いを超えたあなたの召しによって)地上の生を終えた兄弟/姉妹/幼子    にあなたが与えてくださった数々の恵みと、その生涯を通して私たちに与えられた恵みを覚えて感謝いたします。    私たちのために場所を備えると約束されたみことばのとおり、み手のうちに迎え、この世の別れが永遠の別れでないことを覚えさせ、み許において再び顔と顔を合わせる日を望ませてください。    私たちは愛する者の亡きがらを、ひつぎに納め、地上における別れをいたします。どうか悲しみのうちにある私たちをみことばをもって励ましてください。これから行なわれることをきよめ、主のみ栄えを顕させてください。    その死によって死に打ち勝ち、今も生きて働いておられる主イエス・キリストのみ名によってお願いいたします。  4 祝 福  司)主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同と共にあるように。      会)アーメン 通夜記念式 (葬式前の記念式あるいは前夜式)  通夜記念式は、自宅、教会その他で行なう。  記念式は、逝去者を偲び、遺族への慰めを祈るために催される。  記念式の中で、或いはその後で、逝去者を偲び、友人、関係者、遺族による思い出が語られてもよい。  1 讃美歌 讃美歌は歌っても、唱和してもよい。  2 讃美唱 次の詩篇を交唱、または司式者が朗読する。  司)主よ、あなたは代々に、      会)わたしたちの宿るところ。  司)山々が生まれる前から、大地が、人の世が、生み出される前から、      会)世々とこしえにあなたは神。  司)あなたは人を塵に返し、      会)人の子よ、帰れ。と仰せになります。  司)千年といえども、あなたの目には、      会)昨日が今日へと移る夜のひとときにすぎません。  司)あなたは眠りの中に人を漂わせ、      会)朝が来れば、人は草のように移ろいます。  司)朝が来れば花を咲かせ、やがて移ろい、      会)夕べにはしおれ、枯れて行きます。  司)あなたの怒りによってわたしたちは絶え入り、      会)あなたの憤りに恐れます。  司)あなたはわたしたちの罪をみ前に、      会)隠れた罪をみ顔の光の中に置かれます。  司)わたしたちの生涯はみ怒りに消え去り、      会)人生はため息のように消え失せます。  司)人の生涯は七十年ほどのもの、健やかな人が八十年を数えても、      会)その得るところは労苦と災いにすぎません。瞬く間に時は過ぎ、わたしたちは飛び去ります。  司)み怒りの力を誰が知りえましょうか。      会)あなたを畏れ敬うにつれて、あなたの憤りをも知ることでしょう。  司)生涯の日を正しく数えるように教えてください。      会)知恵ある心を得ることができますように。  司)父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、      会)初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン  3 特別の祈り    に故人の名を入れてもよい。  司)すべての者の父なる神。    この世の旅路を終え、み心によって召された兄弟/姉妹/幼子    を、あなたのみ手に委ねます。    あなたのはかり知ることのできない知恵と全能の力をもって、み子による恵みの約束を成就し、召された者を慈しみをもって受け入れ、とこしえの光によって照らしてください。悲しみのうちにある者を顧み、主にある平安を満たしてください。    死んで復活し、あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められるみ子、主イエス・キリストによって祈ります。      会)アーメン 4 聖 書 次の聖書箇所、或いはその他の適切な箇所を朗読する。  コリント(二)5:1〜10 ヨハネ 11:21〜27 ヨハネ 14:1〜6  5 説 教  6 讃美歌  7 祈 り この他、適切な祈りを、また会衆の祈りを加えてもよい。  司)すべての生命、すべての力の源である全能の神。    み旨によって召された者の在りし日に、あなたが賜った数々の恵みを偲び、また召された者の言葉と生活を通して私たちに与えられた恵みを覚えて感謝します。どうか、私たちも、常にあなたのみ手に支えられてこの世の歩みを続けて、やがてみ国の栄光に与かることができるように導いてください。悲しみのうちにある遺族に、あなたの慰めを与えてください。    み子、主イエス・キリストによって祈ります。      会)アーメン  ここで遺族、会衆の中から、故人の信仰についての思い出が語られてもよい。  8 主の祈り 続いて、一同で主の祈りをしてもよい。  9 讃美歌 讃美歌は歌っても、唱和してもよい。  10 祝 福  司)全能の神の祝福と慰めが、あなたがたにあるように。    父と子と聖霊のみ名によって。      会)アーメン 葬 式  1 讃美歌 讃美歌は歌っても、唱和してもよい。  2 み名による祝福  司)父と子と聖霊のみ名によって。      会)アーメン  3 詩 篇 次の詩篇を交唱、または朗読する。  司)深い淵から、主よ、あなたに叫びます。    主よ、この声を聞き取ってください。      会)嘆き祈るわたしの声に耳を傾けてください。  司)主よ、あなたが罪をすべて心に留められるなら、      会)主よ、誰が耐ええましょう。  司)しかし、主よ、赦しはあなたのもとにあり、      会)人はあなたを畏れ敬うのです。  司)わたしは主に望みをおき、      会)わたしの魂は望みをおき、み言葉を待ち望みます。  司)父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、      会)初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン  4 キリエ 司式者と会衆は交唱する。  司)主よ、憐れんでください。      会)主よ、憐れんでください。  司)キリストよ、憐れんでください。      会)キリストよ、憐れんでください。  司)主よ、憐れんでください。      会)主よ、憐れんでください。  5 特別の祈り 次のいずれかを祈る。    (一)  司)全能の神、永遠の父。    あなたは、悲しむ者の慰め、また弱い者の力です。どうか、苦しみ、悩みの中にあって、あなたを呼び求める者の祈りに耳を傾けてください。私たちが必要とする時、それにふさわしいあなたの助けと慰めを受け、また、あなたのみ心を悟ることができるようにしてください。    あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる    み子、主イエス・キリストによって祈ります。      会)アーメン    (二)  司)全能の神。    主にあってこの世を去る者は、この世を離れてもなおあなたと共にあり、喜びと祝福のうちに生き続けます。地上の旅を信仰をもって終え、その労苦から解かれて休みに入った    に、あなたが与えてくださった恵みを思い起こして感謝をささげます。先立って逝きし者と再び会う時まで、私たちが永遠の門を望みつつ、歩み続けることができるように助けてください。    あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる    み子、主イエス・キリストによって祈ります。      会)アーメン  6 使徒書朗読 司式者は次の聖書箇所から、また適切な箇所を選んで朗読する。    ローマ     8:31〜39  ペトロ(一)  1:3〜9    コリント(一) 15:12〜26  黙示録     21:3〜7    コリント(一) 15:50〜58  黙示録     7:9〜17    テサロニケ(一)4:13〜18 7 詩篇唱 次の詩篇を交読、交唱、もしくは司式者が朗読する。口語訳を用いてもよい。  司)主はわたしの羊飼い、      会)わたしには何も欠けることがない。  司)主はわたしを緑の野に休ませ、      会)憩いの水のほとりに伴い、わたしの魂を生き返らせてくださる。  司)主はみ名にふさわしく、わたしを正しい道に導かれる。      会)死の陰の谷を行くときも、わたしは災いを恐れない。  司)あなたがわたしと共にいてくださる。      会)あなたの鞭、あなたの杖、それがわたしを力づける。  司)わたしを苦しめる者を前にしても、      会)あなたはわたしに食卓を整えてくださる。  司)わたしの頭に香油を注ぎ、      会)わたしの杯を溢れさせてくださる。  司)命のある限り、恵みと慈しみはいつもわたしを追う。      会)主の家にわたしは帰り、いつまでも、そこにとどまる。  司)父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、      会)初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン 8 福音書朗読 司式者は、次の聖書箇所から、または適切な箇所を選んで朗読する。       ル カ 7:11〜17  ヨハネ 14:1〜6(小児)       ヨハネ 5:24〜29  マタイ 9:18〜26(小児)       ヨハネ 11:21〜27  マルコ 10:13〜16(小児)  9 讃美歌 歌っても、唱和してもよい。  10 説 教 説教の前、或いは後で故人の略歴が紹介されてもよい。 11 讃美歌又は讃歌 歌っても、唱和してもよい。  次のシメオンの讃歌を用いてもよい。  全)主よ、今こそあなたは、お言葉どおり、この僕を安らかに去らせてくださいます。    わたしはこの目であなたの救いを見たからです。    これは万民のために整えてくださった救いで、異邦人を照らす啓示の光、あなたの民イスラエルの誉れです。  次の通常礼拝式文のヌンク・ディミティスを歌ってもよい。  全)いま、わたしは、主の救いを見ました。    主よ、あなたはみことばのとおり、僕を安らかに去らせてくださいます。この救いはもろもろの民のために、おそなえになられたもの、異邦人の心を開くひかり、み民イスラエルの栄光です。  12 祈 り  司)天の父なる神。      会)憐れんでください。  司)世の贖い主、み子なる神。      会)憐れんでください。  司)慰め主、聖霊なる神。      会)平安をお与えください。  続いて、司式者は以下のいずれかの祈りを祈る。  司)恵みの神。    信仰の道のりの終わるまで、あなたの僕らに注がれた恵みのみわざに感謝します。信じる者の魂を、この世の重荷から解き放し、あなたのみ許に憩わせてください。    主イエス・キリストのみ名によって。      会)主よ、お聞きください。  司式者、または会衆、或いは遺族の代表によって、次の祈りのうちから幾つかの祈りを続ける。     1  司)主にあって眠る者のために、嘆くことのないように教えられた天の父なる神。    あなたの憐れみをもって、この世の生涯を終えた者を、すべてのあなたの聖徒たちと共に、永遠の喜びに与からせてください。    キリストのみ名によって。      会)主よ、お聞きください。     2  司)慈しみ深い神。    悲しみにくれる者を顧み、心に痛手を受けている者を、あなたの慰めのうちに保ってください。あなたが共におられることにより、望みと励ましをもってその心を満たしてください。    キリストのみ名によって。      会)主よ、お聞きください。     3 (小児のために)  司)幼子をみ手に抱き、祝福を与えられた主イエス・キリストの父。    いのちを与え、また召されるあなたのみ手のうちに、幼子の魂を守り、永遠のみ国へ導いてください。子を思う親たちの心に、あなたのみ顔の光を注ぎ、あなたの平安をお与えください。    キリストのみ名によって。      会)主よ、お聞きください。     4 (小児のために)  司)慈しみ深い父。    召された幼子の姿を心に刻む者の思いを顧み、この世が与えることのできない平安を注いでください。永遠のいのちの約束に頼って生きる私たちを助け、み国の喜びの日を望み見る慰めをもって、心を満たしてください。    キリストのみ名によって。      会)主よ、お聞きください。     5  司)み子を陰府にまで降された全能の神。    あなたの前に世は起こり、また過ぎ去ります。生きている者と死んだ者の主であるあなたのもとで、私たちに聖徒の交わりにある慰めと希望をお与えください。天にある教会と共に、私たちも今地上にあって、あなたのみ名に誉れと讃美をささげることができるようにしてください。    キリストのみ名によって。      会)主よ、お聞きください。     6 (洗礼を受ける機会を得ることなく亡くなった人のために)  司)天の父なる全能の神。    人の生死はすべてみ手のうちにあります。あなたが、愛する    を私たちに与え、私たちの交わりのうちにあなたのみ業を現してくださったことを感謝します。        はあなたを信じることを公に言い表し、み子の死と復活に与かる洗礼を受ける折りを得ないで世を去りましたが、(「あなたへの畏れと愛を示しています。」その他、適切な言葉を加えてもよい。)どうか人の心の奥底を見てくださる主の慈しみのうちに受け入れ、主の愛のみ旨を全うしてくださるようにお願いいたします。    私たちの救い主、イエス・キリストのみ名によって。      会)主よ、お聞きください。     7 (上記6の場合、次の祈りを続けてもよい)  司)全能の憐れみ深い神。    今この世を去った者をあなたの恵みによって顧みてください。み子を陰府にまで降されたあなたの憐れみによって、あなたの完全なみ旨を成し遂げてください。    贖い主キリストのみ名によって。      会)主よ、お聞きください。  他の祈りを加えてもよい。  召された者に対して、また召された者を通して与えられた神の恵みを感謝し、キリストにある望みと残された者への慰めを祈ってよい。  結びの祈り  司)人の思いを超える愛によって、独り子イエス・キリストを与えられた神。み子によって、死の力を砕き、復活による栄光のみ国を明らかにされたみ業をあがめます。死もいのちも、現在のものも将来のものも、主イエス・キリストにあるあなたの愛から、私たちを引き離すことができないことを信じ、あなたの愛にすべてを委ねます。    あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる    み子、主イエス・キリストによって祈ります。      会)アーメン 13 葬送の辞 一同起立する。  司式者は棺の傍らに立ち、次のいずれかの言葉を言う。     1  司)地上の体が滅びても、新しい天と新しい地が成就される時、主のみ力は卑しい体を変えて、栄光の体にかたどらせてくださいます。    主よ。キリストによって、復活と永遠のいのちに至る確かな望みを抱き、今愛する者の亡骸を元に戻し(土を土に、灰を灰に、塵を塵に返し)ます。すべてのものの終わりを清め、美しくしてくださるみ業をたたえつつ、救い主、み子イエス・キリストのみ名によって。      会)アーメン     2  司)私たちの主イエス・キリストにより、とこしえのいのちに復活する確かな望みをもって、私たちは地上の生涯を終えた兄弟/姉妹    を全能の神に委ね、その体を元に戻し(土を土に、灰を灰に、塵を塵に返し)ます。主が彼/彼女を祝福し、彼/彼女を守ってくださるように。    主がそのみ顔をもって、彼/彼女を照らし、彼/彼女を憐れんでくださるように。    主が慈しみをもって彼/彼女を顧み、彼/彼女に平安を賜るように。      会)アーメン     3  司)全能の神が、私たちの兄弟/姉妹    をこの地上の生涯からみ許に召されたので、私たちは彼/彼女の体を元に帰します。私たちは、死者の中から復活した最初の者である主イエス・キリストが、私たちを復活させ、朽ちゆく体をその栄光の姿に変えてくださることを知っています。私たちは、私たちの兄弟/姉妹    をみ手に委ねます。主が彼/彼女を平安のうちに受け入れ、終わりの日に復活させてくださるように。      会)アーメン  14 主の祈り 続いて、一同で主の祈りをしてもよい。  15 祝福祈願  司)永遠の契約の血による羊の大牧者、わたしたちの主イエスを、死者の中から引き上げられた平和の神が、み心に適うことをイエス・キリストによってわたしたちにしてくださり、み心を行なうために、すべての良いものをあなたがたに備えてくださるように。栄光が世々限りなくキリストにありますように。      会)アーメン 16 讃美歌 ここで讃美歌を歌い、または唱和して、葬式を一応終わり、遺族があいさつをするなどしてもよい。  17 献花または献香 参会者各々が、召天者を記念して花を贈る場合、または祈りの献香を行なう場合には、「父なる神よ、逝きし者をみ手に委ねます」と黙想のうちに祈りつつ行なう。  18 葬送の行進 関係者は二列になり、棺(亡骸の頭部を前方にして)を中央に、その両脇から奉持して出棺し、火葬、埋葬の儀場に向かう。  火葬後の葬式では、葬送の行進は省かれる。  司)十字架に掛けられたひとりは言った。「イエスよ、あなたのみ国においでになるときは、わたしを思いだしてください。。するとイエスは、はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。  出棺に先立って讃美歌を歌い、または司式者が次の聖句を読み、或いは会衆と唱和してもよい。     1  司)心の貧しい人々は幸いである。      会)天の国はその人たちのものである。  司)悲しむ人々は幸いである。      会)その人たちは慰められる。  司)柔和な人々は幸いである。      会)その人たちは地を受け継ぐ。  司)義に飢え渇く人々は幸いである。      会)その人たちは満たされる。  司)憐れみ深い人々は幸いである。      会)その人たちは憐れみを受ける。  司)心の清い人々は幸いである。      会)その人たちは神を見る。  司)平和を実現する人々は幸いである。      会)その人たちは神の子と呼ばれる。  司)義のために迫害される人々は幸いである。      会)天の国はその人たちのものである。     2  司)万軍の主よ、あなたの住まいはいかに麗しいことでしょう。      会)わが魂は絶えいるばかりに主の大庭を慕い、わが心とわが身は生ける神にむかって喜び祝います。  司)すずめがすみかを得、つばめがその雛を入れる巣を得るように、      会)万軍の主、わが王、わが神よ、あなたの祭壇の傍にわが住まいを得させてください。  司)あなたの家に住み、つねにあなたをほめたたえる人は幸いです。      会)その力があなたにあり、その心がシオンの大路にある人は幸いです。  司)彼らは嘆きの谷を通っても、そこを泉のあるところとします。      会)また前の雨は池をもってそこを覆います。  司)彼らは力から力に進み、      会)シオンにおいて神々の神にまみえるでしょう。  司)万軍の神、主よ、わが祈りをお聞きください。      会)ヤコブの神よ、耳を傾けてください。  司)神よ、われらの盾をご覧になり、      会)あなたの油注がれた者の顔を顧みてください。  司)あなたの大庭にいる一日は、よそにいる千日にもまさるのです。      会)わたしは悪の天幕にいるよりは、むしろわが神の家の門守となることを願います。  司)主なる神は日です、盾です。神は恵みと誉れを与え、      会)直く歩む者に良い物を拒まれることはありません。  司)万軍の主よ、      会)あなたに信頼する人は、幸いです。 出棺に際して  出棺に際しての式は、葬式(18)の葬送の行進に当たるものであって、火葬、或いは埋葬等の儀場に向かう際に用いる。  1 讃美歌 初めに、讃美歌を歌い、または唱和してもよい。  2 聖 書  司)十字架にかけられたひとりは言った。イエスよ、あなたの御国においでになるときは、わたしを思いだしてください。。するとイエスは、はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。  3 祈 り  司)全能の神。    あなたは、み子イエス・キリストによって、死を滅ぼし、聖徒の墓をきよめてくださいました。また、その栄え輝く復活により、永遠のいのちを明らかにしてくださいました。いま(住みなれた地上の家から)送り出される者が、主が先立って導かれる道をたどり、主にあって安らかに憩い、主と同じ姿につくり変えられて目覚めることができるようにしてください。    復活といのちの主、み子イエス・キリストによって祈ります。      会)アーメン 4 葬送の行進 関係者は二列になり、棺(亡骸の頭部を前方にして)を中央に、その両脇から支えて出棺し、火葬、埋葬の儀場に向かう。  出棺に際し、またはそれに先立って司式者は次の聖句を朗読する。或いは会衆一同で唱和してもよい。     1  司)心の貧しい人々は幸いである。天の国はその人たちのものである。    悲しむ人々は幸いである。その人たちは慰められる。    柔和な人々は幸いである。その人たちは地を受け継ぐ。    義に飢え渇く人々は幸いである。その人たちは満たされる。    憐れみ深い人々は幸いである。その人たちは憐れみを受ける。    心の清い人々は幸いである。その人たちは神を見る。    平和を実現する人々は幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる。    義のために迫害される人々は幸いである。天の国はその人たちのものである。     2  司)万軍の主よ、あなたの住まいはいかに麗しいことでしょう。    わが魂は絶えいるばかりに主の大庭を慕い、わが心とわが身は生ける神にむかって喜び祝います。    すずめがすみかを得、つばめがその雛を入れる巣を得るように、万軍の主、わが王、わが神よ、あなたの祭壇の傍にわが住まいを得させてください。    あなたの家に住み、つねにあなたをほめたたえる人は幸いです。    その力があなたにあり、その心がシオンの大路にある人は幸いです。    彼らは嘆きの谷を通っても、そこを泉のあるところとします。    また前の雨は池をもってそこを覆います。    彼らは力から力に進み、シオンにおいて神々の神にまみえるでしょう。    万軍の神、主よ、わが祈りをお聞きください。    ヤコブの神よ、耳を傾けてください。    神よ、われらの盾をご覧になり、あなたの油注がれた者の顔を顧みてください。    あなたの大庭にいる一日は、よそにいる千日にもまさるのです。    わたしは悪の天幕にいるよりは、むしろわが神の家の門守となることを願います。    主なる神は日です、盾です。    神は恵みと誉れを与え、直く歩む者に良い物を拒まれることはありません。    万軍の主よ、あなたに信頼する人は、幸いです。 火葬に際して  一同は逝去者の棺を囲む。  交唱、または朗読する。  1 詩篇  司)憐れんでください。神よ、憐れんでください。      会)わたしの魂はあなたを避けどころとし、災いの過ぎ去るまで、あなたの翼の陰を避けどころとします。  司)いと高き神を呼びます。わたしのために何事も成し遂げてくださる神を。      会)天から遣わしてください。神よ、遣わしてください。慈しみとまこととを。  2 祈 り  司)すべての生きている者と死んだ者の主であって、すべてをみ手のうちに治められる神。    どうか、私たちの涙を拭い去り、私たちが目をあげて、復活の主を仰ぐことができるようにしてください。地上の体が滅びても、新しい天と地が実現する時、主のみ力は朽ちゆく卑しい体を変えて、栄光のからだにかたどらせてくださいます。今、私たちは、主イエス・キリストによって、復活と永遠の命に至る確かな望みを抱き、逝きし者の亡骸を、火(土、水)にゆだね、土を土に、灰を灰に、塵を塵に返します。    すべてのものの終わりを清め、美しくしてくださる恵みのみ業をたたえつつ、救い主、み子イエス・キリストのみ名によって祈ります。      会)アーメン  3 祝福祈願  司)永遠の契約の血による羊の大牧者、わたしたちの主イエスを、死者の中から引き上げられた平和の神が、み心に適うことをイエス・キリストによってわたしたちにしてくださり、み心を行なうために、すべての良いものをあなたがたに備えてくださるように。栄光が世々限りなくキリストにありますように。      会)アーメン 火葬後の祈り  火葬後、教会や自宅等に遺骨を安置した時、詩篇42.46.116.139.等を朗読し、次の、或いは他の適切な祈りをしてもよい。  司)すべてのものの造り主、全能の神。    この世からみ許に召された兄弟/姉妹/幼子をみ心にとめてください。主を信じる者がキリストの死に与かると共に、またその復活の新しい命に生きることができることを堅く信じさせてください。私たちもまた、やがてみ国で共にあなたの栄光に与かり、喜びに満たされることができるように、励まし、助けてください。私たちの目から涙を拭い取り、あなたのみ国を望み、この世にある限り、恵みの中に確かな歩みをすることができるように強めてください。    み子、主イエス・キリストによって祈ります。      会)アーメン 納骨の祈り  葬式の後、墓所に納骨する時期に決まりはないが、余り遅くならない時期を考えた方がよい。  納骨は、納骨の祈りの前、或いは後、または説教の後で行なってもよい。  1 讃美歌 初めに、讃美歌を歌い、または唱和してもよい。  2 詩 篇 司式者が朗読、または会衆と交唱する。  司)万軍の主よ、あなたの住まいはいかに麗しいことでしょう。      会)わが魂は絶えいるばかりに主の大庭を慕い、わが心とわが身は生ける神にむかって喜び祝います。  司)すずめがすみかを得、つばめがその雛を入れる巣を得るように、    万軍の主、わが王、わが神よ、あなたの祭壇の傍にわが住まいを得させてください。      会)あなたの家に住み、つねにあなたをほめたたえる人は幸いです。  司)その力があなたにあり、その心がシオンの大路にある人は幸いです。      会)彼らは嘆きの谷を通っても、そこを泉のあるところとします。  司)また前の雨は池をもってそこを覆います。      会)彼らは力から力に進み、シオンにおいて神々の神にまみえるでしょう。  司)万軍の神、主よ、わが祈りをお聞きください。      会)ヤコブの神よ、耳を傾けてください。  司)神よ、われらの盾をご覧になり、      会)あなたの油注がれた者の顔を顧みてください。  司)あなたの大庭にいる一日は、よそにいる千日にもまさるのです。      会)わたしは悪の天幕にいるよりは、むしろわが神の家の門守となることを願います。  司)主なる神は日です、盾です。      会)神は恵みと誉れを与え、直く歩む者に良い物を拒まれることはありません。  司)万軍の主よ。      会)あなたに信頼する人は、幸いです。  司)父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、      会)初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン  3 みことば  司)みことばを聞きなさい。    わたしは天からこう告げる声を聞いた。「書き記せ。『今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである』と。」“霊”も言う。「然り、彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る。その行ないが報われるからである。」    イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。」  4 讃美歌 讃美歌を歌い、または唱和してもよい。  5 説 教  6 特別な祈り 司式者は次の祈りの中から、或いは適切な祈りをする。  司)共に祈りましょう。    (一)  司)全能の神。    あなたはみ子イエス・キリストの死によって死を滅ぼし、聖徒の墓をきよめてくださいました。主の栄え輝く復活によって永遠の生命を明らかにし、主にあって死ぬ者に平安と希望を与えてくださいました。主が私たちのために、死と墓に対して勝利をおさめられたことを信じて、眠る者が、あなたによって覚えられ、み国の栄光に与かることができるようにしてください。また、この世にあってあなたを待ち望む私たちを、天にあって主のもとにあるすべての者と共に、とこしえの交わりのうちに保ってください。    いのちの主である、み子イエス・キリストのみ名によってお願いします。      会)アーメン    (二)  司)主イエス・キリスト。    あなたは十字架の死をもって死の刺を取り除いてくださいました。どうか、あなたの僕である私たちが、あなたが先立ち、導いてくださる道をたどり、ついにはあなたにあって安らかに眠り、あなたのようになって目覚めることができるように、恵みを与えてください。今この墓に遺骨を納める者を、あなたが受け入れてくださっていることを信じます。この世における私たちの歩みをも、常にみ手のうちに保ってください。      会)アーメン  7 祝 福  司)永遠の契約の血による羊の大牧者、わたしたちの主イエス・キリストを、死者の中から引き上げられた平和の神が、み心に適うことをイエス・キリストによってわたしたちにしてくださり、み心を行なうためにすべての良いものをあなたがたに備えてくださるように。    栄光が世々限りなくキリストにありますように。      会)アーメン  ここで納骨してもよい。 8 讃美歌 適切な讃美歌を歌ってもよい。  参列者が献花をしてもよい。 周期記念会の祈り  召天者の記念は、自宅または教会その他で行なうことができる。  記念式は、召されてから1週間、1ケ月、50日目に当たる適切な時期を選び、また1年、3年、7年、12年、30年、40年に当たる時に行なうものとする。  1 讃美歌  2 み名による祝福  司)父と子と聖霊のみ名によって。      会)アーメン 3 詩篇唱 次の詩篇を交読、交唱、もしくは司式者が朗読する。口語訳を用いてもよい。  司)主はわたしの羊飼い、      会)わたしには何も欠けることがない。  司)主はわたしを緑の野に休ませ、      会)憩いの水のほとりに伴い、わたしの魂を生き返らせてくださる。  司)主はみ名にふさわしく、わたしを正しい道に導かれる。      会)死の影の谷を行くときも、わたしは災いを恐れない。  司)あなたがわたしと共にいてくださる。      会)あなたの鞭、あなたの杖、それがわたしを力づける。  司)わたしを苦しめる者を前にしても、      会)あなたはわたしに食卓を整えてくださる。  司)わたしの頭に香油を注ぎ、      会)わたしの杯を溢れさせてくださる。  司)命のある限り、恵みと慈しみはいつもわたしを追う。      会)主の家にわたしは帰り、いつまでも、そこにとどまる。  司)父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、      会)初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン  4 キリエ 司式者と会衆は交唱する。  司)主よ、憐れんでください。      会)主よ、憐れんでください。  司)キリストよ、憐れんでください。      会)キリストよ、憐れんでください。  司)主よ、憐れんでください。      会)主よ、憐れんでください。  5 祈 り     該当する名を入れる。  司)祈りましょう。    恵み深い神。    今、私たちは、過ぐる年(日)にみもとに召された    を記念しています。あなたが、彼/彼女を通して与えてくださったさまざまな恵みを感謝します。あなたは、み子キリストの死と復活によって、私たちを永遠の死から解き放し、新しいいのちを与えてくださいました。復活の望みを与えられ召された    と共にささげる私たちの讃美を祝福してください。あなたの慰めと望みとをもって私たちを満たし、召された者と共に復活の恵みに与からせてください。    私たちの主、イエス・キリストによって祈ります。      会)アーメン 6 聖 書 以下の聖書の箇所、或いは故人に関係する適切な箇所を選んで朗読する。 マタイ5:3〜10ヨハネ11:21〜27 コリント (一)15:12〜20コリント (一)15:50〜58 テサロニケ (一)4:13〜14  7 説 教  8 讃美歌  9 祈 り 司式者と会衆は次の祈りを交唱する。  司)いのちの源である神は、み子イエス・キリストによって、私たちを神の子とし、主を信じる者はたとえ死んでも生きると教えられました。私たちは今、この世の旅路を終えた者が、み手のうちに憩いを与えられていることを信じ、神の恵みを祈り求めましょう。      会)私たちは、今住んでいる地上の幕屋が壊れても、神が備えてくださる家があることを知っています。  司)地上における年が満ちて、天にある民の数に加えられた者が、み子イエス・キリストの赦しと憐れみのうちに、とこしえに主の宮に住むことを、私たちは信じます。      会)それは、人の手によらない永遠の家です。  司)主はご自身、私たちを迎えると約束し、「わたしのいる所にあなたがたもいることになる」と言われました。      会)私たちは、今住んでいる地上の幕屋が壊れても、神が備えてくださる家があることを知っています。  司)私たちが嘆きのうちにあるときにも、あなたはいのちと望みとを与えてくださいます。      会)あなたの前には、溢れる喜びがあり、あなたの許には永遠の楽しみがあります。  適切な祈りを用い、或いは加えてもよい。  司)天の父。    私たちのいのちは主と共に、あなたのうちに隠されています。信仰をもってこの世を去った人々が、なお、あなたのみ手のうちに保たれていることを信じて感謝します。なお地上の歩みを続ける私たちも、同じ主の民として保たれ、共に主の恵みをほめたたえることができるようにしてください。    私たちの贖い主、またいのちの主である、み子キリストによって祈ります。      会)アーメン  10 主の祈り  11 祝 福  司)主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたと共にあるように。      会)アーメン  12 讃美歌  関係者による故人の信仰についての感話を加えてもよい。