住宅起工の祈り  1 讃美歌 讃美歌は歌っても、唱和してもよい。  2 み名の祝福  司)父と子と聖霊のみ名によって。      会)アーメン  3 キリエ キリエを交唱してもよい。  司)主よ、憐れんでください。      会)主よ、憐れんでください。  司)キリストよ、憐れんでください。      会)キリストよ、憐れんでください。  司)主よ、憐れんでください。      会)主よ、憐れんでください。  4 讃美唱 次の詩篇を交唱、または司式者が朗読する。  司)神よ、守ってください。      会)あなたを避けどころとするわたしを。  司)主に申します。「あなたはわたしの主。      会)あなたのほかにわたしの幸いはありません。」  司)この地の聖なる人々、わたしが頼む身分の高い人々に申しあげる。      会)ほかの神の後を追う者には苦しみが加わる。  司)わたしは血を注ぐ彼らの祭りを行なわず、      会)彼らの神の名を口にしません。」  司)主はわたしの嗣業 ぎょう、わたしの杯、わたしを支える方。      会)測り縄は麗しい地を示し、わたしは輝かしい嗣業を受けました。  司)わたしは主をたたえます。主はわたしの思いを励まし、      会)わたしの心を夜ごと諭してくださいます。  司)わたしは絶えず主のみ前にいます。      会)主は右にいまし、わたしは揺らぐことがありません。  司)わたしの心は喜び躍ります。      会)からだは安心して憩います。  司)あなたはわたしの魂を陰府に渡すことなく、あなたの慈しみに生きる者に墓穴を見させず、      会)命の道を教えてくださいます。  司)わたしはみ顔を仰いで満ち足り、喜び祝い、      会)右のみ手から永遠の喜びをいただきます。  司)父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、      会)初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン  5 特別の祈り  司)天地万物の創造者なる神。    私たちはあなたの備えられた数々の恵みなしに、ひとときも生きることはできません。イエス・キリストにより、日毎に新しく私たちを生かしてくださる恵みを覚え、心から感謝いたします。    神よ、今ここに、あなたのしもべ    兄弟/姉妹宅の建築を始めるに当たり、これまで計画を導かれましたことを感謝いたします。    父よ、この計画と工事を祝福し、終わりに至るまで導き支えてください。み子、私たちの主イエス・キリストによって祈ります。アーメン  6 聖 書 司式者は次の聖書箇所のうちから朗読する。 箴   言24:3〜5イザヤ28:16〜17aM コリント(一)3:9〜11ペトロ(一)2:4〜10 ル   カ6:47〜49  7 説 教  8 起 工 最初に司式者は祈る。  司)神よ。    この土地を祝福し、あなたの慈しみとまことがめぐり合い、正義と平和が出会う所としてください。この工事に従事する人々を、あなたの力強いみ手によって不慮の災害から守り、この建築を完成に至らせてください。    アーメン  続いて、司式者は鍬を入れながら言う。  司)ここに    宅の建築工事を始める。神が助けて、この工事を完成させてくださるように。    父と子と聖霊のみ名によって。アーメン  司式者に続いて、参会者は順次鍬を入れる。  この間、一同讃美歌を歌ってもよい。  参会者の鍬入れが終わった後、司式者は祈る。  司)全能の神。    今、この工事を始めさせてくださったことを感謝いたします。ここに集うすべての者を励まして、この計画を完成させ、み名の栄光を顕してください。    あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる    み子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン  9 主の祈り 続いて、一同で主の祈りをしてもよい。  10 祝 福  司)主があなたを祝福し、あなたを守られるように。 (守られます)  司)主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたを恵まれるように。 (恵まれます)  司)主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜るように。 (賜わります)      会)アーメン  11 讃美歌 讃美歌は、歌われても、唱和されてもよい。 上棟の祈り  1 讃美歌 讃美歌を歌ってもよい。  2 讃美唱 次の詩篇を交唱、または司式者が朗読する。  司)あなたに感謝をささげます。      会)神よ、あなたに感謝をささげます。  司)み名はわたしたちの近くにいまし、      会)人々は驚くべきみ業を物語ります。  司)「わたしは必ず時を選び、      会)公平な裁きを行なう。  司)地はそこに住むすべてのものと共に溶け去ろうとしている。      会)しかし、わたしは自ら地の柱を固める。  司)父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、      会)初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン 3 聖 書 司式者は次の聖書箇所、または適切な箇所を朗読し、説教をしてもよい。    イザヤ 32:15〜18  エフェソ 2:19〜22  マタイ 7:24〜27  4 讃美歌 讃美歌を歌っても、唱和してもよい。  5 祈 り  司)すべてのものの造り主、全能の父なる神。    祈りをもって始めましたこの工事が今日までみ恵みとみ力に支えられ、上棟の日を迎えることができましたことを感謝いたします。どうか、この家があなたの祝福の家となるよう、これからも、働く人々を守り導き、完成に至らせてください。    み子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン  6 主の祈り 続いて、一同で主の祈りをしてもよい。 7 祝 福  司)全能の神、父と子と聖霊の祝福が、あなたがたにあるように。      会)アーメン  8 讃美歌 讃美歌を歌っても、唱和してもよい。 住宅完工の祈り (新たな住居に入る際に用いてもよい)  1 讃美歌 讃美歌を歌っても、唱和してもよい。  2 み名の祝福  司)父と子と聖霊のみ名によって。      会)アーメン  3 讃美唱 次の詩篇を交唱、または司式者が朗読する。  司)地とそこに満ちるもの、世界とそこに住むものは主のもの。      会)主は、大海の上に地の基を置き、潮の流れの上に世界を築かれた。  司)どのような人が、主の山に上り、聖所に立つことができるのか。      会)それは潔白な手と清い心を持つ人。むなしいものに魂を奪われることなく、欺くものに誓うことをしない人。  司)主はそのような人を祝福し、救いの神は恵みをお与えになる。      会)それは主を求める人、ヤコブの神よ、み顔を尋ね求める人。  司)城門よ、頭を上げよ。とこしえの門よ、身を起こせ。      会)栄光に輝く王が来られる。  司)栄光に輝く王とは誰か。      会)強く雄々しい主、雄々しく戦われる主。  司)城門よ、頭を上げよ。とこしえの門よ、身を起こせ。      会)栄光に輝く王が来られる。  司)栄光に輝く王とは誰か。      会)万軍の主、主こそ栄光に輝く王。  司)父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、      会)初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン  4 聖 書 司式者は次の聖書箇所、または適切な箇所を朗読してもよい。    創世記 18:1〜8  ルカ 10:5〜9 24:28〜32  5 説 教  6 讃美歌 讃美歌を歌っても、唱和してもよい。  7 祈 り  司)すべてのものの造り主、全能の父なる神。    あなたに祈って始めた、この家の新築工事がみ恵みとみ力の支え、多くの人の力と協力によって、無事に完成したことを感謝いたします。主イエス・キリストが「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」と言われたように、この家を主の名によって祝福し、住む者をあなたの平和と愛で満たしてください。    あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる    み子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン  8 主の祈り 続いて、一同で主の祈りをしてもよい。  9 祝 福  司)父と子と聖霊なる全能の神の祝福が、あなたがたにあるように。      会)アーメン  10 讃美歌 讃美歌を歌っても、唱和してもよい。 新生児誕生の祈り  新生児誕生の祈りの初めと終わりに讃美歌を歌ってもよい。  単独で新生児誕生の祈りを行なうときは、み名の祝福で始める。  1 み名の祝福  司)父と子と聖霊のみ名によって。      会)アーメン  2 初めのことば 司式者は次の言葉を言う。  司)神の家族に新しい命が与えられることは、教会にとっても大きな喜びです。生命の厳粛さをかみしめながら、今    と    夫妻の家族に幼子が与えられたことを、神の家族として共に喜び、共に感謝しましょう。  3 讃美唱 讃美唱は司式者が唱えても、会衆と交唱してもよい。  司)全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。      会)喜び祝い、主に仕え、喜び歌ってみ前に進み出よ。  司)知れ、主こそ神であると。      会)主はわたしたちを造られた。  司)わたしたちは主のもの、その民、主に養われる羊の群れ。      会)感謝の歌をうたって主の門に進み、讃美の歌をうたって主の庭に入れ。  司)感謝をささげ、み名をたたえよ。      会)主は恵み深く、慈しみはとこしえに、主の真実は代々に及ぶ。  司)父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、      会)初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン  4 感謝の祈り  司)愛と恵みの父、全能の神。    あなたが    姉妹を守り、喜びの日を迎えさせてくださったことを感謝します。どうか    姉妹に力を与え、母子共にその霊肉を祝福し、健やかな日々を歩ませてください。アーメン 5 みことば 司式者は次の聖書箇所、または適切な箇所を朗読し、奨励や感話を述べてもよい。    サムエル上 1:21〜28  エフェソ 3:14〜19  6 祝福の祈り  司)いのちの源なる神。    あなたは常に愛する者の家庭を顧み、命の喜びを与えてくださいます。    今、この産声を上げた幼子が、健やかに成長するようにみ恵みで包んでください。    この父母が、あなたから新しく委ねられたことを心に留め、あなたが息を吹き込まれた生命への畏れをもって、この幼子を信仰と希望と愛をもって養育することができるように支え、励ましてください。  続いて、司式者は嬰児の頭に手を置いて祝福する。    慈しみ溢れる神の祝福があなたと両親に豊かに注がれ、豊かな日々を与えてくださるように。    主イエス・キリストがあなたを祝福し、平和のうちに成長させてくださるように。    父と子と聖霊のみ名によって。アーメン 小児祝福の祈り  小児祝福の祈りを通常礼拝の中で行なうときは、「信仰告白」に続いて行なう。その場合、讃美唱は用いない。  祈りの初めと終わりに讃美歌を歌ってもよい。  単独で小児祝福の祈りを行なうときは、み名の祝福で始める。  1 み名の祝福  司)父と子と聖霊のみ名によって。      会)アーメン  2 初めのことば 祈りに先立ち、司式者は次の言葉を言ってもよい。  司)この子供(たち)が神に守られ、健やかに成長するよう、神の家族として共に祝福を祈りましょう。  3 讃美唱 讃美唱は司式者が唱えても、また会衆と交唱してもよい。  司)ハレルヤ。いかに幸いなことか、主を畏れる人。      会)主の戒めを深く愛する人は。  司)彼の子孫はこの地で勇士となり、まっすぐな人々は祝福される。      会)彼の家には多くの富があり、彼の良い業は永遠に残る。  司)まっすぐな人には闇の中にも光が昇る、      会)憐れみに富み、情け深く、正しい光が。  司)憐れみ深く、貸し与える人は良い人。      会)裁きのとき、彼の言葉は支えられる。  司)主に従う人はとこしえに揺らぐことがない。      会)彼はとこしえに記憶される。  司)彼は悪評を立てられても恐れない。      会)その心は、固く主に信頼している。  司)彼の心は堅固で恐れることなく、ついに彼は敵を支配する。      会)貧しい人々にはふるまい与え、その恵みのみ業は永遠に残る。  司)彼の角は高く上げられて、栄光に輝く。      会)神に逆らう者はそれを見て憤り、歯ぎしりし、力を失う。神に逆らう者の野望は滅びる。  司)父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、      会)初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン  祝福を受ける子供と両親(保護者・教師)は司式者の指定した位置に立つ。  4 感謝の祈り  司)恵み溢れる全能の神。    この子供(たち)の両親(保護者・教師)に力を与えて、支え、この喜びの日を迎えさせてくださったことを感謝します。今より後も、この子供(たち)と共に両親(保護者・教師)を励まし、守り、祝福し、健やかな日々を歩ませてください。アーメン 5 聖 書 司式者は次の聖書、または適切な箇所を朗読し、奨励や感話を述べてもよい。    マタイ 18:1〜5 10. 19:13〜15  6 祝福の祈り  司)いのちの源なる神。    あなたは常に幼子を愛し、主イエスによって祝福されます。    この子供(たち)が、あなたの慈しみに包まれて健やかに成長し、今日の日を迎えたことを感謝します。あなたの生命の息を宿すこの子供(たち)が、どのようなことがあろうとあなたを離れることなく成長し、信仰と希望と愛のうちに心身共にあなたの証し人となりますように支え、励まし、見守ってください。アーメン  続いて、司式者は小児の頭に手を置いて言う。  司)慈しみ溢れる神の祝福があなたに豊かに注がれ、豊かな日々を与え、平和のうちに成長させてくださるように。    父と子と聖霊のみ名によって。      会)アーメン  7 主の祈り 一同、主の祈りを祈ってもよい。  8 結びの祈り  司)力なる神。    今、み前に立つ、この子供(たち)の両親(保護者・教師)を祝福して、あなたの愛の器(使者)としてください。この子供(たち)を育て、指導する者に主イエス・キリストに倣って、委ねられた子供(たち)を愛し、養育する力をお与えください。アーメン  9 祝 福 司式者は列席者一同を祝福する。  司)全能の神、父と子と聖霊の祝福が、あなたがたにあるように。      会)アーメン